ブラジル発!創作楽器の素晴らしい響き!
創作楽器には色々なアイディアや想いが詰まってる。
創作楽器とは元々の楽器を改造したり、
一から全く新しいものを創りだしたりすること。
いってしまえばどんなモノでも(音が発せられるもの全て)
日用品や、水、植物、石、鉄など
ありとあらゆるものが「楽器」となりうるのです。
もともと、「ピアノ」や「サックス」だって当時は創作楽器であって、
それがいつしか世界中に広まって、
メジャーデビューして(表現あってるのかな。。。w)、
「ピアノ」や「サックス」として認識され、
楽器、いわゆる普通の楽器としての地位を手に入れた。
創作楽器の面白いところは子供から、プロミュージシャンまで
いろんな人が楽しめるということ。
トイレットペーパーの芯の中に
ビーズや、小石などを入れて、
両サイドの口をラップやらで閉じて、、、
さぁ振って見て下さい!
音が鳴りましたね!
立派な「創作シェーカー a.k.a beads in toilet」になりました!
まぁ、これは誰でも簡単に作れる音の出る楽器。
他にも、ギロ(こすって音がする楽器)や
輪ゴムを弾いて音が出る様にしたギターなども
簡単に楽しく作れますね。
しかし、大人の本気は違います。
メロディーが奏でられる様に、
音程がとれる楽器や、
電気を使って、通電しているときに
音が出る様にしたりとか
クリエイティブ精神満載の
驚きの楽器を生み出し
感動させる音楽を創りだせます。
例えばブルーマングループ。
Blue Man Group
http://blueman.jp/
一度ステージを見たら忘れない見た目とパフォーマンス。
圧倒的ですよね。
楽器は「配管用の塩化ビニールパイプ」
トロンボーンの様に管を伸ばしたり縮めたりして音程が変えられる。
目で見る楽しいステージ演出も素晴らしい。
そして、こんな創作楽器も
宇田道信さんが開発したこの楽器。
その名も「Udar」(ウダー)
こんな楽器見たこと無い!
That’s創作楽器。
アコーディオンの様な、テルミンのような、、、
なんだか心奪われます。。。
そしてそして、
今回の題名にもありますように、
ブラジル発の素晴らしき創作楽器集団がおります。
それがUAKTI (ウアクチ)。
ブラジルの心」とか「ブラジルの声」と称される
ミルトン・ナシメントをはじめ、
スティング、ポール・サイモン、マンハッタン・トランスファーなど
著名なアーティストのアルバムやコンサートに参加。
ミニマル音楽の巨匠「フィリップグラス」が彼らの為に
作曲したアルバムなどもある。
マルコ・アントニオ・ギマラエスが中心となって
1978年にブラジルのミナスで結成されたウアクチ。
メンバーはそれぞれ
クラシックの音楽教育を受けたメンバーで構成されていて、
音楽的にもクラシック音楽的なものから
ビートルズのカバーアルバム、
宇宙を表現したアルバム、
などなど、
色々な音楽性をもっていて、
そのサウンドはとても幅広い。
多様な面を持ってはいるが、
一貫してウアクチサウンドは
神秘的でいて、
力強さを持っています。
そんなウアクチのサウンドを是非聴いてみて下さい!
そして創作楽器の素晴らしさも感じて頂けたら嬉しいです♪
Uakti | Tiquiê River / Japurá River (Philip Glass) | Instrumental SESC Brasil
Uakti | Krishna I (Artur Andrés) | Instrumental SESC Brasil
Uakti – O Trenzinho do Caipira