インドネシアの伝統音楽「ガムラン」に現代作曲家が魅了され。
ガムラン×ミニマルで現代的な音の風景
みなさんこんにちは!
民族音楽は好きですか?
はい!僕は大好きです。
その中で、今回はインドネシアの伝統音楽「ガムラン」に少し焦点を当てて、
この記事でガムランについて知って頂いた方にもおすすめな、
魅力的な曲をご紹介しようと思います。
ただ、ガムランの歴史など掘り下げた記事ではなく、
サウンド的な部分でのおすすめの記事となっております。
一言で「ガムラン」と言っても演奏される地域や儀式によって
異なるバリエーションがあるので、ご興味が湧いた方は色々調べてみるのも面白いかもしれませんね♪
バリのガムラン
「Sound Tracker – Gamelan (Indonesia)」
ガムランと聞いて、少しでもその音楽に触れたことがある方は
このようなサウンドを思い描く方が多いと思います。
これはバリ島のガムランに分類され、
反復される音階、きらびやかな音色、リズミカルでなんとも言えない魅力がありますよね!
楽器に施されている装飾も素敵ですし、迫力があります!
ちなみに、ジャワ島のガムラン、というのもあるそうですよ♪
Bjork – One Day (Gamelan) 2016
この「ガムラン」に魅了された音楽家はたくさんいるとは思うのですが、
アイスランド出身の世界的なミュージシャンであり、
シンガーソングライターのBjorkもその一人。
もはや必然とも感じる、Bjorkの歌声とガムランの融合。
そこにインドの楽器「タブラ」、クラシック楽器の「チューバ」。
見事としか言いようが無いですね。
JULIA MICHAELS – ISSUES (Indonesian Ethnic Music Cover By Fahmy Arsyad Said)
アメリカ出身のシンガーソングライターであり、Disney映画「Wish」でも大活躍を繰り広げる
ヒットメイカー、ジュリア・マイケルズ(JULIA MICHAELS)の
デビューミニアルバムよりISSUESをカバーしたこの曲。
インドネシア出身の作曲家FAHMY ARSYAD SAIDによるガムランmix。
サビの高揚感、メロディが見事にガムランとマッチして最高です!
また、ケチャと呼ばれるインドネシアのバリ島で行われる男声合唱も一部使われていたりと
とてもポップなガムランとなっています♪
元の楽曲はこちら
「Julia Michaels – Issues」
Peter Pears: Balinese Ceremonial Music
そして、本記事の大本命。
アメリカの若き現代作曲家、ニコ・マーリー(Nico Muhly)と
同国のピアニスト、トーマス・バートレット(THOMAS BARTLETT)によるこちらの作品。
1枚のアルバムとして2018年に販売された本作品は
ガムランの煌びやかな音色が全面に押し出されて、というわけではなく、
ガムランを二人の中に落とし込み、魅了され、アプトプットした作品。
優しい音色に姿を変えてはいるものの、
ガムランの持つ音階、リズムの反復、うねりが
心に響いてくる。
ずっと鳴り止まないでほしいと思う、素晴らしい作品です。
いかがでしたでしょうか?
少しでも皆さんが素晴らしい音楽に触れられたら幸いです!
それではまた♪
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