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モーツァルトのヴァイオリン。

モーツァルトが子供の頃に使っていたヴァイオリン。

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先日ワタクシ、東京は日比谷にある、第一生命保険日比谷1F本社ロビーへ行ってきた。
ちょうどクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017」が開催されている
東京国際フォーラムからほど近い場所。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017は5/4からだったので、翌日からということで、
そちらには行けずだったのですが、
とても貴重なモノを体験出来た。
それがモーツァルトのヴァイオリン。
そして多くの貴重な展示物。

○第一生命とモーツァルト

モーツァルトの住家復元事業と最新情報|協賛・イベント活動|第一生命保険株式会社
第一生命保険による社会貢献活動の1つ、世界で最も愛されている作曲家モーツァルトの住家復元事業への支援と、モーツァルトの住家を巡る物語、コンサートイベントなどの最新情報をお届けします。

第一生命が社会貢献事業の一つとして、
ザルツブルクにある「舞踏教師の家」と呼ばれるモーツァルトの第2の家の修復事業を支援したことで、
ザルツブルク・モーツァルテウム財団との友好関係を築き、
モーツァルト・コラボレーションイベントを多数開催されているとのこと。

そしてその関係が出来上がったことで、
今回、海を越えて2つのヴァイオリンが東京におりたった。

チャイルド・ヴァイオリンとコンサート・ヴァイオリンの2つ。

その中で、モーツァルトの姉ナンネルがモーツァルトの死後も大事に保存していた
幼少期に使っていた小ぶりなチャイルド・ヴァイオリンがとても印象的だった。
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○モーツァルトの姉ナンネル

神童と騒がれていたモーツァルトに埋もれてしまいがちですが、
姉のナンネル自身もとても優秀な音楽家で、
モーツァルトとともに一緒に音楽の旅をしていて、
チェンバロ奏者、ピアニストとして認められていた。

ナンネルは音楽家としての成功は出来なかったけれど、
モーツァルトが残した才能のカタチを後世に伝えることが
自身の幸せと思い、多くのモノを大切に保管していました。

○モーツァルト

モーツァルトは1756年1月27日、ザルツブルクに生まれ、
35歳という若さで亡くなりました。

幼少期から音楽で旅をする人生を送り、
その旅に出かける時に持っていったヴァイオリンが
今回のチャイルド・ヴァイオリン。
多くの街をモーツァルトと一緒に旅をしたヴァイオリン。

そして、ザルツブルクモーツァルテウム財団が所有している
モーツァルト直筆の「きらきら星変奏曲」の譜面や手紙。
家族の肖像画。
などなど、
多くのモノが海を渡って東京にやってきた。
ヴァイオリンだけでなく、貴重な当時の片鱗を
見ることが出来る幸せな時間でした。

モーツァルトは
6歳で初の旅に出て、
7歳では3年も続く音楽の旅に出かけました。

小さな手から奏でられた音はいったいどんな響きだったのだろう。