日本太古から受け継がれた楽器「ささら」
日本では富山県南砺市の五箇山地方につたわる「こきりこ節」
という古代民謡があります。
その「こきりこ節」のなかで踊り手さんはささらを手にもちながら踊る。
というのがとても有名ですね。
こきりこ節でつかうささらは「こきりこささら」と呼ばれていて
百八つの煩悩(ぼんのう)を振り払うため、108枚の板で出来ているようです。
ささらの種類
ささらには種類があって、
棒で出来た「棒ささら」「すりざさら」←いまでいうギロという楽器に近いですね。
と
木の板で出来た「びんざさら」
びんざさらは古くから続く古楽器。
たわしの様に洗浄に用いられたり、
厄よけにも使用された経緯があるそうです。
なんとも歴史が感じられます。
そんなささらの仲間は世界中にあって
ワタクシの部屋にいらっしゃいますのが
こちら。
まったくおもむきが感じられそうにないw
こちらも「ささら」です。
バリ製。
象がとってもカワイイです。