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ポスト・クラシック。それは素晴らしい音楽。

ポスト・クラシック。が、すばらしすぎる。

「ポスト・クラシック」って言葉聞いたことありますか?
多分そんなに良く聞く言葉ではないですよね。
ですが、ここ何年かでポスト・クラシックと呼ばれるジャンルは
勢いを増してきているのは確かで、
是非おすすめしたい音楽の一つなのです。

今回はそんなポスト・クラシックの世界を
少しご紹介したいと思います。

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そもそもWikipediaなどで「ポスト・クラシック」という言葉を検索しても
何も出てこない。
とても曖昧で、定義が難しい領域。

(むしろジャンルなんてどうでもいいのですが、、、)

なので、当ブログで書いていることは100%当たってることはないと思うし、
100%間違っているということもないということは予めご了承下さい。。。
完全なる私の考えで綴っております。

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クラシックのようで、
クラシックじゃない。
ロックでもないし、
エレクトロニカの様でもある。
ダンスミュージックにも通じてる?
かもしれないし、
もしかしたらそうでないかもしれない。

癒し系の音楽でもあり、
とても情緒に溢れていて、
感情的な音楽でもあるし、

いったいなんなんだ。

そんな形容しがたい音楽。

とても難しいですねw

でも本当にそうなんです。

あぁ、素敵。
っとか、
映画で使われてそう〜。
っとか、
眠くなる。
っとか
そんな色々感想が出てくると思います。

音楽には色々なジャンルがあって、
この音楽はこのジャンルに属する!
って明白に分かるものと

この音楽はどんなジャンル??
ってよくわからない音楽があると思いますが、
このポスト・クラシックはまさに後者のそれ。

大まかに説明すると、
クラシックの要素たっぷりの電子音楽、実験音楽。
そしてエレクトロニカのようにクラブなどの場所ではなく、
コンサートホールなどで椅子に座り、じっくり耳を傾けながら

音を感じる。

そんな音楽。

ちょっとなかなか説明しがたいので
こちらをお聴き下さい。

Max Richter – Dream 13 (minus even)

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Max Richter(マックス・リヒター)

こちらはポスト・クラシックという言葉を最初に使用し始めた
ドイツ出身のMax Richter(マックス・リヒター)という作曲家の曲。

ミニマル音楽と呼ばれる、
反復の美学、音のパターン化(現代音楽と呼ばれるクラシック音楽からの派生音楽)
に影響を受けながら、
インディーロックや、エレクトロニカのような
情緒性も持ち合わせている。

ちなみにこの曲はなんでしょうか?
分かりますか??

Recomposed by Max Richter – Vivaldi – The Four Seasons, 1. Spring (Official Video)

そう、あの有名な
ビバルディ作曲の四季より「春」
をリミックスしています。

普段クラシックをなかなか意識的に聴く機会が少ない方々にも
本当に聴きやすい「春」になってますね。
従来の「春」にはない、
コードの響きも素敵です。

ちなみに元の「春」はこちらです。

改めて、Max Richterバージョンを聴くと
ダンスミュージック × クラシック× ポスト・ロック
とも感じる素晴らしいアレンジで、
自然と音が体に溶け込んで
笑みがこぼれそうです。

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さて、そんなポスト・クラシックと呼ばれる音楽。
まだまだ素晴らしいアーティストで溢れています。

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Ólafur Arnalds(オーラヴル・アルナルズ)

アイスランドの作曲家。

Ólafur Arnalds – Ljósið (Official Music Video)

Ólafur Arnalds – Particles ft. Nanna Bryndís Hilmarsdóttir

あぁ、落ち着く。
そして、素晴らしい。。。
映像も素敵過ぎる。

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Jóhann Jóhannsson(ヨハン・ヨハンソン)

アイスランド出身の作曲家。

Jóhann Jóhannsson – Heptapod B [From “Arrival” Soundtrack / Pseudo Video]

Jóhann Jóhannsson – By the Roes, and by the Hinds of the Field

エレクトロな要素が
感情を揺さぶります。。。

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さらにここからはおすすめのアーティスト達一気にご紹介します!

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Rauelsson

Split (Live at Casino Antiguo Castellón)

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Nico Muhly

Motion

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Goldmund

Nihon 日本のために

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Clogs

5/4

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Hidden Orchestra

Flight

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Timbre – Song of the Sun

NPR’s Tiny Desk Contest

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The Cinematic Orchestra

Arrival of the Birds & Transformation

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Balmorhea

If Only You Knew The Rain

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NOW ENSEMBLE

Plan Of The City

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そして最後は日本よりYuki Murataさん。

Yuki Murata

star (official music video)

どのアーティストもクラシックのようで、
クラシックじゃない。
なんとも形容しがたいですよね。。。
きっと始めにお伝えしたかった
ワタクシの気持ちが分かってもらえたはず。

ただ、素晴らしい。
嫌な気持ちに一切ならない音楽。
それがポスト・クラシック。

明確な定義が難しいですが、
そんなの関係なく、
良いものは良い。

是非、満員電車の缶詰の中で聴いてみて下さい。
電車の車輪の音、駅のアナウンスも
この音楽には溶け込んで、
新しい音楽となって響くはず。

ではまた。